ＢＭＷ　ミニ　栃木県宇都宮市からクラッチ修理でご来店です。

ミニのマニュアルトランスミッション車です。珍しいです。オートマミッションの様な油圧系統のトラブルも無く、永く乗れると思っていましたがそうはいきませんでした。ギヤーが入らないと、ご入庫されました。クラッチを踏んだ感触は渋く重い感じです。オイル漏れの兆候は無いので内部不良と判断してクラッチをオーバーホールしました。エンジンルームが狭く、回りの装着物をほとんど脱着しなければトランスミッションを外せませんでした。エンジンも宙づり状態です。

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奥に見える円盤状の物がクラッチ板と、プレッシャプレートです。円盤状の中心部分を押し込む事でクラッチが切れてギヤチェンジを容易にします。

: クラッチペダルを踏むと、その力が指差しのレリーズフォークをてこの原理で手前に回転させ左となりのレリーズベアリングを手前に押し出します。その力が円盤状のクラッチの中心部を押し込みます。今回の故障原因はレリーズフォークの金属疲労による損傷です。指差しの部分に亀裂が入っています。レリーズベアリングを平行に押し出す事が出来ずクラッチが切れなくなった様です。