スバルインプレッサ栃木県宇都宮市から板金塗装修理でご来店です。

フロント回りの修理事例です。骨格のサイドメンバーが折れる程の損傷です。横方向にも振れが見られます。

: 水平対向エンジンで横幅があるためにサイドメンバーを修理作業するスペースを確保すべくエンジンを脱着してます。この修理車輌を載せている修正機が優れもので、左右方向、奥行き方向、高さ方向、全てのジグにメジャーがセットされています。基本的に狂いの少ない奥方向から寸法を出して、位置が決まれば順次ジグをボディーに固定します。次はそこから前の狂いを修正して、位置が決まればまたジグをボディーに固定します。この作業を先端部分まで繰り返せばフレーム寸法が必然的に復元されます。と、文章にしてしまうと、オートマチックに修理される様なイメージですが実作業では、相手はとても固い高張力鋼板ですので手を変え、品を変え、根気強く向き合う事で修復されていきます。

: フロント部分を新しい骨格に取替た後、ボンネットやフロントフェンダーを一度仮組して取付位置に間違えが無いかを確認すれば、フレーム、骨格の修理は完了です。写真はフレーム、骨格修理を経て塗装前の図です。骨格の塗装が済めば、エンジンを載せてサスペンションを組み付け、移動出来る状態にします。その後、外装部品を塗装、組み付けをしていきます。